18金は、アクセサリーなどによく使用される貴金属の一種ですが、正確に言うと金の純度が75%(24分の18)のものを指し、「ピンクゴールド」と呼ばれたり「18K」と表記されることもあります。そもそもなぜ他の金属を混ぜる必要があるかというと、金は純度が高すぎると変形したり傷が付きやすくなってしまうためです。アクセサリーなどを作るときは、適度な割合で他の金属を混ぜて強度を高める必要があるのです。18金の場合は、純金75%のほかに、純銀が10%、そして純銅が15%含まれています。
18金買取価格は、さきほど説明したように金の純度が純金よりも低いため、純金のことを意味する24金(24K)よりも安くなります。比較すると、18金買取価格は24金の8割弱程度になりますが、買取店などによってその割合は多少異なります。また、他の貴金属についても、金の純度によって価格が変わります。そして買取価格については、1グラムあたりいくらという表記になっています。
さらに18金買取価格の相場は、金そのものの価格相場によって日々変動します。金は、株や不動産などと同じように投資や投機の対象になっているため、その日その時間によって価格が変わります。18金についても、より高く売れる時期とそうでない時期で、価格に差が出ることがあります。なのでより高く売るためには、金の相場を調べたり、買取店のホームページなどで毎日更新されている貴金属の買取価格の一覧表などをチェックするとよいでしょう。